要約: このチュートリアルでは、TypeScript の void
型と、値を返さない関数の返り値の型として使用する使い方について学習します。
TypeScript の void 型の紹介
void
型は、その型自体がないことを示します。void 型は通常、値を返さない関数の返り値の型として使用します。 たとえば
function log(message): void {
console.log(messsage);
}
Code language: JavaScript (javascript)
void 型を値を返さない関数やメソッドの返り値の型として追加することは、優れたプラクティスです。これを行うことで、次の利点を得ることができます。
- コードの可読性の向上: 何を返す必要があるのかを確認するために、関数の本体全体を読む必要がありません。
- 型安全性の確保:
void
の返り値の型を持つ関数を変数に決して割り当てることはありません。
ご存じの通り、変数に void
型を使用する場合は、その変数に undefined
のみ割り当てることができます。この場合、void
型は役に立ちません。たとえば
let useless: void = undefined;
useless = 1; // error
Code language: JavaScript (javascript)
--strictNullChecks
フラグが指定されていない場合、useless
を null
に割り当てることができます。
useless = null; // OK if --strictNullChecks is not specified
Code language: JavaScript (javascript)
要約
void
型は、値を返さない関数の返り値の型として使用します。
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